口の中の症状
口の中は、外出している皮膚にくらべて敏感な粘膜で出来ている部分が多くあります。痛みなどがありましたら、当院にご相談ください。
口の中で気になる主な症状
- 口の中が痛い
- 口内炎ができた
- 舌が痛い
- 味覚が鈍い
- 味がしない
口の中の病気
口内炎
口内炎は、頬の内側や歯ぐきなどの粘膜にできる炎症の症状です。免疫力や疲労が原因といわれる「アフタ性口内炎」、ウイルスなどが原因といわれる「ウイルス性口内炎」、刺激が原因といわれる「カタル性口内炎」などの種類があります。
ステロイド軟こうなどの外用薬が有効です。口腔内を清潔に保つことが大切です。
舌痛症
舌に慢性的な痛みやしびれが生じる病気です。見た目は通常と変わらないことが多く、痛む箇所が変わったりします。原因等は解明されていませんが、症状を緩和するための薬物治療をおこなうことが一般的です。
味覚障害
何を食べても味がしない(味覚脱失)、味が薄い(味覚減退)、特定の味がわからない(味覚乖離)など症状は多岐にわたります。
原因は、亜鉛欠乏、貧血などが頻度として多いですが、原因がわからないこと(特発性)も少なくありません。その他、真菌感染、加齢によるもの、精神的な要因によるもの、内服薬の副作用などがあります。
亜鉛欠乏や貧血などは血液検査で診断可能です。
亜鉛、貧血が原因であれば、内服薬の治療で改善します。